2021年夏…初めてのフィジーク大会に参加してきました。
参戦を決意したのは2021年2月。
「いい成績を残せる」とは思っていませんでしたが、チャレンジしてみました。
出場すると決めたときからのトレーニングは充実していました!!
結果報告と、当日の流れを簡単に説明します。
フィジーク大会というのは、分かりやすく言うとボディビルの親戚です。
コスチュームや評価される体つきはまるで別物で、逆三角形のカラダやサーフパンツの似合うスタイル、またヘアスタイルなども審査対象です。
ゴリゴリのマッチョという訳ではないですが、上位に食い込むためには筋肉量は必須。
参戦を決意したころは、減量をしていたわけではないのですが体重が落ちてしまっていました。
いったん増量するか…それともしっかりと絞り込みをかけるか…悩みながら中途半端に当日を迎えてしまいました。
初めて参加したフィジークについての所感や、当日の流れなどもお伝えします。
結果報告
同じ部門のエントリー者数は21名。
1次予選で21名 ⇒ 12名に
2次予選で12名 ⇒ 6名に
最終審査で6名それぞれに順位をつけていくというように審査が進みます。
初めてのフィジーク参戦…その結果は…
21名 ⇒ 12名 通過!
12名 ⇒ 6名 敗戦…
2次審査では、1次を通過した12名全員が同じステージに並びます。
あくまでビアマッチョの視点ではありますが、自己審査は9位か10位という感じ。
まだまだということです。
いえ、それは分かっているんです。
「チャレンジをした」ということが大事なんです!
もともと太りやすい体質でもあり、気を抜くとすぐに体型が崩れる年代。
イケオジ目指して、これからもチャレンジを続けようと思います!
大会当日の流れ
当日は早めに会場に着いてしまったので、到着してる他の選手はほとんどいませんでした。
過ごしやすいスペースを見つけて受付まで待機。
受付が始まったら、用紙に名前や身長・体重を記入し、測定(&申告)。その受付時に、参加賞とエントリーナンバーのバッジがもらえます。
参加賞として、プロテインドリンクや粉飴(デキストリン:糖質)をいただきました!
バッジは審査員席からナンバーがしっかり見えるように、コスチュームの既定の場所に(指示あり)につけます。
その後、選手控室に移動するのですが、自分の出番が来るまでは基本同じ場所で待機なので、プチ場所取り合戦がありました。
皆さんそれぞれ、リラックスできるポジションを見つけたいんですね。
その後コスチュームチェックというものがありました。出場する大会に相応しいコスチュームかどうかのチェックです。
フィジーク大会に参加する場合は、「サーフパンツ」の着用が必須です。
前述しましたが、このサーフパンツの色やデザインも審査対象として含まれています。なので、自分に顔や肌の色、骨格に合うものをきちんと選んだ方がいいです。
そして、発表されているスケジュールに沿って各競技が進んでいきます。
ビアマッチョが参加した大会は規模が大きく、ボディビルや女性の大会も同時開催だったので、1日がかりのスケジュールでした。
大会を振り返って
上述の通り、結果は(おそらく)10位。
トレーニングや解剖学の知識はそこそこあると自分では思っているのですが、実践してカラダで示すということがまだ不十分ですね。
フィジークの審査における大切なところは、「Vシェイプ」といわれる、いわゆる逆三角形の上半身です。
大きくて丸い「肩」、幅広く厚みのある「背中」、そして引き締まった「ウエスト」。
とくに肩は最重要ポイントで、ハイレベルな選手たちの肩は「メロン肩」と表現されます。
ビアマッチョの弱点はたくさんあり、サイズ的にも細いのですが、最重要課題はこの「肩」だと痛感。
上位の選手たちと比較すると、大きさがまるで違いました。
このままではビアマッチョを名乗れない。まだまだ「ビアもやし」です…。
そして、減量の面でももうひと搾りする必要があるなと感じてます。
減量を意識しすぎると筋肉量も落ちてしまうため、トレーニングと合わせて緻密な食事管理も重要になってきます。
大会直前の様子は左のような感じ。右の写真くらいが個人的には理想です!
ちなみにスポーツクラブなどで見かける「体組成計」、あれは、同じ個体の変化を測定するには正確ですが、別個体を比較する場合にはあまりあてになりません。
どういうことかというと、仮にAさんとBさんが共に「体脂肪率10%」という結果だったとしても、
「え?同じ10%なのにこんなに違うの?」
ということが結構起こります。
なので、見た目の印象を大事にした方がいいと思います。
ですが、自分の変化として体脂肪率が10%から15%になった、体脂肪量が〇〇㎏増えた、などは家庭用の体脂肪計よりも格段に精度が高いです。
他人と比較するにはおススメできませんが、自分の変化を知るためにはぜひ活用してください!
おわりに
フィジークやベストボディなどは、ますます参加人口が増えています。
日ごろ筋力トレーニングを継続している方は、その成果を試す場所の一つとして、挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
ちなみに女性部門もあり、こちらも競技人口増えてます。
目標があると筋トレに対する姿勢や集中力も変わるはず。
ですが、QOLの向上や健康の推進を考えたときには、筋トレは手段の1つでしかありません。
機能的に手足を動かせるようになる「体幹トレーニング」もいいですし、生活習慣病予防のためには「有酸素運動」が大切です。
スポーツをする、ダンスをする、マラソンに挑戦する…など、カラダのためにできることはたくさんあるので、自分に合ったものを取り入れてみてください。
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