ビアマッチョです!
今回は『GiGAZiNE』というサイトに掲載されていた、中高年の「最適な睡眠時間」についてご紹介します。
人生の3分の1から4分の1は寝ている時間です。
自分に合った睡眠をとることで、活動時間もよりアクティブになりますし、QOL=生活の質も向上します。
以前ビアマッチョも睡眠に関しての記事をアップしてます。
下記も合わせてご覧ください!
実験について
記事原文は、上記リンク先のサイトになります。
実験の概要
ご紹介するのは、30代後半から70代前半までの「約50万人」が参加した追跡型の健康診断の結果ということなので、母数も十分なデータです。
その膨大なデータより、中高年が良好な「メンタルヘルスや幸福度」「認知能力」を保つうえで最適となる睡眠時間が割り出されたということです。
実験機関・実験内容
中国・復旦大学のYuzhu Li氏とイギリス・ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian氏が行った調査。
調査項目は、メンタルヘルスに関するアンケート調査と推論パズルや短期記憶テストなどの認知機能測定テスト。
これらと睡眠時間との関係をグラフ化して包括的に分析がなされています。
中高年に最適な睡眠時間
結論としては、睡眠時間を「7時間」にすることで、メンタルヘルスのアンケート結果や認知機能測定のスコアが高かった、というものです。
以前ビアマッチョの書いた記事でも、「約7時間」が睡眠時間としては最適という結論になっております。
この辺りは同じ結果になっておりますね。
しかし、今回のこの実験については研究チームが言葉を加えています。
「7時間睡眠ではないことが、メンタルヘルス・認知機能に問題を起こすのか」、それとも「メンタルヘルスや認知機能に問題があるから、7時間睡眠ではなくなってしまうのか」は分からない、とのこと。
あくまで因果関係ではなく相関関係であるという点を強調しているようですね。
おわりに
中高年にとって、最適な睡眠時間は「7時間」というひとつの目安が、実験によって分かりました。
しかし、6時間睡眠や8時間睡眠にしたからといって健康状態に大きな変調が生じるわけではないとも言っています。
8時間寝ないと頭がすっきりしないという人は8時間寝た方がいい、ということも述べているようです。
天才物理学者のアインシュタインや、二刀流で活躍中の大谷選手も長時間睡眠をとる人物です。
一方で野口英世や福沢諭吉などは4~5時間の睡眠しかとらなかったそうですし、お笑い界に君臨する明石家さんまもショートスリーパーで有名ですね。
最終的には、自分に合った睡眠時間を見つけてそれを大事にしましょうというところに落ち着きそうです。
コメント