ビアマッチョです。
「栄養」についての続き、初心者が購入するべきおススメのサプリメントTOP5を紹介。
今回も回答してくださるのは「桑原弘樹(くわばらひろき)」さんです。
IRON MANに寄せられた疑問に回答しつつ、桑原先生のおススメサプリを紹介します。
サプリメントと一口にいっても、種類・効能は膨大です。迷わず選べるよう、初心者におススメのサプリメントTOP5とその理由を紹介しますね!
ビアマッチョはプロテインとBCAAくらいですけどね♪
Q.一つしかサプリが買えないとしたら何を買う?
何を目指しているかにもよりますが、まずはプロテイン。これほど使い勝手の良いものはないからです。食事のみでタンパク質のみを十分量摂るには手間暇がかかります。ホエイプロテインに関しては、目下値上げの流れにありますが、それでもその価値からすれば比較的リーズナブルだと思います。
万能サプリメントは「プロテイン」ということですね。
ボディメイクにしろパフォーマンスアップにしろ、筋肉という土台を作るのはとても大切です。
その筋肉の材料になるのがプロテインです。
徐脂肪体重(=体重から体脂肪の重さをひいたもの。筋肉や臓器、骨など大事なものの総重量)×1.5~2.0gくらいのたんぱく質を1日に摂取することが推奨されています。
食事だけだと大変なので、プロテインを活用しましょう。
そもそもプロテインって何?という方は下記を参考に。
上記記事でも触れているのですが、プロテインは薬ではありません。
乳清から精製された、ただの「たんぱく質」です。誤解のないように。
Q.WPIとかWPCって何ですか?
ホエイプロテインの純度の違いです。もともとは製法の違いを表していましたが、いまは純度で分けていて、WPIは90%前後、WPCは70~80%の純度のものです。
初心者の方であればあまり気にする必要はないと思いますが、純度の違いを指す言葉です。
WPI=Whey Protein Isolate(ホエイ・プロテイン・アイソレート)の頭文字をとったものです。
分離乳清たんぱく質ともいい、たんぱく質含有量が85~90%以上のものをいいます。
プロテインパウダー100gの中にも、当然ですが糖質や脂質といったたんぱく質以外の栄養素も含まれています。
そのうちのたんぱく質が占める割合が上記比率を超えていたらWPIと呼ばれます。
吸収が早かったり、牛乳が苦手な方でもお腹が緩くなりにくいなどの特徴もあります。
やや高コスト。
WPC=Whey Protein Concentrate(ホエイ・プロテイン・コンセントレート)で、濃縮乳清たんぱく質ともいいます。
たんぱく質含有量は、70~80%と、WPIと比較してやや純度が落ちます。
自然の乳清に近い状態のたんぱく質で、糖質や脂質に加え、ビタミンやミネラルの含有量が多くなります。
一見すると良いものに感じますが、ボディメイクに必要なたんぱく質のみを純粋に追い求める上級者からすると、「不純物が多い」という感覚になるのです。
カロリーも高めですが、低コストなため手に入れやすい。
本格的にボディメイクをし、競技で上位を狙うなどの高い目標がなければこちらで十分だと思います。
ビアマッチョもWPCですし、その中でも低コストなものを探してます。
初心者におすすめのサプリTOP5
ここからは、初心者の方におすすめのサプリメントTOP5をご紹介します。
桑原さんの回答ですので、多いに参考にしてくださいね!
第1位:プロテイン
初心者におすすめのサプリメント第1位は…デデーン、「プロテイン」です。
桑原さん曰く、「筋肉を作るうえでタンパク質を摂るのは必要不可欠」とのこと。
これはもう間違いないですね。みんな納得の1位だと思います。
食事で必要なたんぱく質量を確保する、しかも無駄なエネルギーを摂取しないようにコントロール品がらというのは難易度が高いです。
初心者から上級者まで、恐らくほとんどの方が愛飲しているのがプロテインです。
第2位:マルチビタミン&ミネラル
おススメ第2位は、「マルチビタミン&ミネラル」でした。
こちらについても、普段の食事で補うのが難しいということを理由として挙げております。
ビタミンとミネラルは「カラダの調子を整える」と小学生でも習います。
その通りで、3大栄養素の炭水化物・脂質・たんぱく質の体内での働きをサポートするのがビタミン&ミネラルなのです。
たんぱく質と合わせて摂取するように心がけましょう。
第3位:ドリンク系(CCD、クエン酸)
第3位はドリンク系ということで、こちらはトレーニング中に水に溶かして飲むサプリです。
色々と種類はあるのですが、桑原さんがおっしゃっているのはCCDやクエン酸。
トレーニング中のスムーズな栄養補給だったり、代謝の促進・疲労回復などの効果があります。
また、それ以外にも筋肉の分解を防ぐBCAAなどもあります。
色々ありすぎて迷うかもしれませんが、運動中の水分補給に工夫をしてみましょう。
第4位:BCAA
第4位はBCAAということで、第3位のところでも少し触れてしまったのですがここで名指しで来ましたね。
トレーニング中にBCAAの血中濃度を高める事で筋肉の分解を防ぐことができますし、運動後に飲むことで筋肉の合成を助けてくれます。
順位が高くない理由としては、「全般的に値段が高い」ということを桑原先生は挙げております。
金銭的に余裕がある方は常備しておきたいサプリメントです。
第5位:ヘム鉄
第5位は「ヘム鉄」ということで、一般にはトレーニングと結びつきにくいサプリかもしれません。
ここは桑原さんも迷われたようで、「本当はEAAやファットバーナーなどいくつかありますが…」という前置きを加えております。
ヘム鉄は貧血予防に処方されますが、エネルギーを作り出す、代謝を高める、解毒などの効果もあるようで、「トレーニングが楽に感じられるかもしれない」とのことです。
微生物も鉄がない環境下では生存できないと聞きますし、大事なものには違いないですね。
まとめ
紹介した通り、サプリメントの種類は膨大です。迷ってしまったら、プロのおススメに素直に従ってみましょう。
第2位:マルチビタミン&ミネラル
第3位:ドリンク系(CCD、クエン酸)
第4位:BCAA
第5位:ヘム鉄
どれか一つだけに絞るのであれば、まずはプロテインを購入して試してみましょう。
同時に、トレーニング内容の見直しやグレードアップも考えましょう。
「運動2割、食事が8割」という格言めいたものもありますが、それがいえるのも、高品質のトレーニングを体現することができている方だからこそです。
トレーニング効果をサプリに頼りすぎるのはよくありません。
前提として、しっかりと質の高いトレーニングを継続的に行い、その効果を最大限引き出すためにサプリを活用する、というスタンスが崩れないようにしましょう。
トレーニングの効果は、「適応反応」にすぎません。
トレーニングによって良い刺激がカラダに入ることで、その刺激に適応しようとカラダが強くなってくれるのです。
刺激が入ってないのにサプリばかり良いものを取り入れてもカラダは変わりません。
一方で、トレーニングとセットにする必要のない、カラダの調子を整えるサプリも当然あります。
ご自身の健康状態を判断し、必要であれば積極的に取り入れてみてくださいね。
QOL=生活の質を高めるために健康でいることはとても大切ですから。
コメント